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美容室の事業継承を行う際に確認すべきポイントとは?
美容室の事業継承は、後継ぎとなる親族やスタッフがいる場合、そのまま引き継いで運営してもらうという方法で問題ないでしょう。
では気を付けたいポイントはあるのでしょうか?
今回は美容室の事業継承の注意点についてお話します。
☆情報漏洩に注意する
事業継承を行う際は、内容が確定するまで情報が漏れないように注意しなくてはいけません。
特に従業員を抱えている美容室は、事業継承によってリストラの可能性があるかもなど、はっきりとしない情報で精神的な不安を与えることがあるかもしれません。
実際には事業継承後でもスタッフの雇用はそのまま守られるというケースが多いですが、M&Aの場合は経営者が交代することで万が一のことが起こるのではないかと不安を感じるようです。
そのため、事業継承については内容が確定してから公表するようにして、それまでは情報が漏洩しないように気を付けましょう。
☆新たな取り組みも受け入れる
今まで限られたメニューだけの提供にこだわってきた経営者の場合、事業継承をして経営者が変わってから、今まで使ったことがなかったような設備を導入したり、ネイルサロンを併設したりするなどの変化も考えられます。
自分が守ってきたお店が変わってしまうようで寂しさを感じるかもしれません。
しかし、事業継承とは経営権を譲るということです。新たな経営者がどのような取り組みをしても受け入れる覚悟が必要です。
☆事業継承で美容室は守れる
経営者であり美容師としてもお店に立つ、個人経営の美容室にとって、事業継承問題は身近な課題です。
自分が美容師として働けなくなったらという先のことを考えるのは苦手という人も多いでしょうが、美容室を守るためにも、そして通ってくれる顧客が困らないためにも、事業継承について考えてみましょう。
後継者がいないというときは、M&Aも検討してみるといいかもしれません。
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