あこがれの独立に向けて！美容師がお店を持ちたいと思ったら！？| BEAUTY MANAGEMENT SUPPORTER

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2017.07.06

多くの美容師が目標にしている独立ですが、その道のりは平坦ではありません。

「独立する！」と決意してからとても多くの準備が必要ですし、経営者としての心構えも必要になってきます。

それでは具体的にどのように進めれば良いのでしょうか？いくつかに分けて説明します。

まずは開業する場所の選択から行いますが、勤めている店舗からあまり離れたところにしない方が良いです。

これは指名客がいる場合、遠いとなると通いづらくなるからです。

開業当初は固定客がいない分、独立前の指名客が来店してくれることに期待する部分もあります。

また告知する際も場所が近いと言いやすいということもあります。

だからといってあまりに近過ぎても、ライバル店となり競合してしまうので、その点は注意が必要です。

また路面店にするのか地下・2階などの物件にするのかも集客に差が出るので、予算と相談しながら決めなくてはなりません。

路面店は集客力がありますから家賃は高いですが、立地条件が良ければ地下や2階などでも充分な集客が望める安い物件もあります。

開業資金の大きな割り合いを占めますので、ここは不動産を複数まわって自分の足で探し、少しでも条件の良い物件を見つけましょう。

まずは綿密に計画をして事業計画書を作成しましょう。

あらかじめ開業にどれくらいの費用が掛かるか把握するのは、非常に大事です。

そして日本政策金融公庫や銀行等に融資の依頼をしますが、日本政策金融公庫の場合には、個人で申し込んでもなかなか相手にして貰えないことが多いです。

この場合は専門のコンサルティング会社に依頼することになりますが、その分の費用もかさみます。

銀行の場合は担保を求められる可能性が高く、無担保の場合は厳しくなると思って下さい。

もし担保が用意できない場合には、全国信用保証協会連合会に保証を依頼することで融資可能になる場合があるので、検討してみるのも良いでしょう。

それから開業地域の市区町村で中小企業融資制度が利用できる場合があります。

補助金を申請できますので、必要であれば詳しく調べてみて下さい。

晴れて開業までこぎつけても、たいへんなのはこれからです。

まず独立後にどのような運営をしていくのかを良く考えましょう。

開業後、一番重要なのはやはり集客になります。

そして当初は指名客が来店してくれる時もありますが、今後のために大事なのは新規顧客の開拓です。

ここはやはり開店キャンペーンを打って集客するのが、一番効果的といえます。

駅前などでチラシを配って、なるべく多くの人に告知しましょう。

店の名前も知って貰うためにしばらくは続けた方が良いです。

そしてキャンペーンで来てくれた新規のお客さんが、リピーターになってくれるために丁寧な接客や満足して貰える施術を、スタッフが心掛けるようにしましょう。

リピーター確保と新規顧客の開拓を同時に行っていきます。

ある程度するとWebでの集客なども効果が出てきます。

経営を軌道に乗せるために大きなエネルギーが必要ですので、健康管理にも充分注意が必要です。

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